マクドナルドは世界最大のファストフード・チェーンで、世界中の店舗数は3万店以上です。
世界中に店舗があるので、各国の現地店舗で販売されているビッグマックの価格を比較して経済力を算出する、ビッグマック指数なんていうものもあります。
連続増配は40年以上で現在の配当利回りは2.59%です。
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リーマンショック時の高い防御力
マクドナルドはリーマンショック時の防御力も有名です。
マクドナルドの2007~2008年の最高値は67ドル、最安値は45.79ドルで、下落率は30%程度です。
S&P500が50%程度下落していることを考えると、マクドナルドの防御力はとても高いです。
この経験からか金融危機に備える目的でマクドナルド株を購入する人もいるようです。
株価は順調
2015年の後半から株価がブレイクアウトし、2016年に他社との競争から株価が低迷しましたが、再度ブレイクして今の株価に至ります。
結果論ですが、もし今年買うなら3月2日に150ドルを割った時が買い時でした。
最近では同社に大規模なリストラ計画があることをメディアが報じ、業績改善が期待されて株価が上昇しました。
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXLAS3LANY02_Y8A600C1000000/
キャッシュフローは横ばい
キャッシュフローは横ばいです。
ただ、直近の決算では「ドルメニュー」と呼ばれる1ドル、2ドル、3ドルの手頃感のあるメニューが好調でEPS、売上高ともに予想を上回りました。
さらにマクドナルドは直営店を減らして利益率の良いフランチャイズ店舗を増やす計画を推進しており、利益率は今後も上昇していくと思います。
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30013820R00C18A5000000/
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結論
リーマンショック時にほとんど下落しなかったのは立派ですが、次に金融危機が起こった時に同じような防御力を発揮できるかは疑問です。
しかし、フランチャイズ店を増やしていく計画は時間をかけてじわじわと効いてくると思います。
次に3月2日のような押し目が来たら購入したいと思います。
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