VHTはバンガード社が提供しているヘルスケアセクターのETFです。
提供を始めた2004年から2017年末までのリターンは年率9.82%と非常に優秀な商品です。
不景気に強いとされるヘルスケアセクターの商品のため、検討している方も多いのではないでしょうか。
構成銘柄
VHTを構成している企業
ジョンソン&ジョンソン | 10.2% |
ファイザー | 5.9% |
ユナイテッドヘルス | 5.8% |
アッヴィ | 4.2% |
メルク | 4.2% |
アムジェン | 3.5% |
メドトロニック | 3.0% |
ブリストル・マイヤーズ | 2.7% |
アボット | 2.7% |
ギリアド・サイエンシズ | 2.5% |
その他 | 44.7% |
最大比率はジョンソン・エンド・ジョンソンの10.2%です。
他にもファイザーやアッヴィなど、当たり前ですが優良企業ばかりですね。
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VHTの株価
VHTの株価は365日線にも引っかからず順調で、昨年末の株価154.14ドルから6月8日には162.16ドルに伸ばしています。
最大比率のジョンソン・エンド・ジョンソンが-11.21%なのにも関わらず、+5.2%の上昇です。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は復調すると考えているので、VHTの株価も更に伸びてくると思います。
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リーマンショック時の耐性
リーマンショック時に株価は30%以上落ちていますが、下落率はS&P500より低いです。
ただ、金融危機時の備えとして購入を検討されている方は、VHTよりマクドナルド(MCD)を買った方がいいかもしれません。
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配当利回りも1.25%と高くないため、下落相場のプロテクター効果もいまいちです。
結論
株価は上昇トレンドを描いており、ジョンソン・エンド・ジョンソンが復調すれば年初来高値を更新すると思います。
ただ、現在の配当利回りが低いことと金融危機時にそこまで強くないことを考慮すると、長期保有目線で今購入するかは悩みどころです。
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