米国株投資の問題点
日本人が米国株に投資する上で最大の難点は手数料だと思います。
ネット証券の代表格であるSBI証券でも約定代金×0.45%+消費税8%となっており、仮に何かの銘柄を40万円分購入すると手数料は2,000円を上回ります。
これでは数回のトレードで手数料が1万円を超えてしまい、手数料貧乏になってしまいます。
(下限と上限が設定されており、下限5ドル・上限20ドル、ともに税抜)
バイアンドホールドだから損切りはしない!1回のトレードで数百万円を使うから手数料の影響は小さい!
といった戦略の方はいいのですが、私のようなスイングトレードも行なう一般人にはこの手数料は大敵です。
そこで手数料を少なくする方法として海外口座を利用することを考えました。
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海外口座のデメリット
海外口座を利用するうえで気になったのは
①特定口座は利用できるのか
②入出金は簡単にできるのか
③いざという時の問い合わせが日本語でできるのか
の3点です。
①はおそらく全ての海外口座で利用できません。私は特定口座であっても配当金に対して外国税額控除をするために確定申告を行なっており、結局一般口座でも特定口座でも確定申告が必要なので、手間はあまり変わらないと判断しました。
②と③は調べていくうちに解決策が見つかりました。
日本でも利用できる海外口座
日本に住んでいても利用できる海外口座を調べてみると以下の2つが候補に上がりました。
・Firstrade
リンク:Firstrade Securities – Online Stock Trading, Investing, Online Broker
・インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)
リンク:低コストオンライン取引 | インタラクティブ・ブローカーズ
どちらも大手の証券会社で、IB証券はナスダックに上場しています。(ティッカー:IBKR)
この2つの証券会社にSBI証券を加えて、どの口座が優れているのかを比較して表にしました。
口座維持手数料と必要証拠金はデメリットですが、それ以外はIB証券の方が優れています。
口座維持手数料は毎月10ドルかかりますが、そこから取引手数料が引かれます。逆にいえば口座維持に毎月10ドルかかりますが、10回までの取引手数料は無料となります。
式:口座維持手数料=基本額(10ドル)-月に支払った取引手数料の総額(1ドル×取引回数)
そして何よりもIB証券は日本語でのサポートがあるというのが最大の利点だと思います。
口座開設用のページも日本語が用意されているので安心です。
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開設する口座の決定
口座維持手数料以外はIB証券にデメリットを感じなかったので、利用する海外口座はIB証券に決めました。
次回以降に口座開設や入金時の注意点を記載していきます。
👇次回記事はこちらから👇
海外口座に関するトラブルは国内口座より解決が難しいことが考えられます。ご利用前に証券会社の注意事項などをよく読み、不明な点があれば証券会社に問い合わせることをお勧めします。
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